バラの移植に人生を思ふ

地元に冠着山(かむりきやま)という
わかりやすい形をした
シンボリックな山があります。


この山の上(標高1252メートル)が
「3回白くなると里に雪が降る」
という都市伝説(田舎伝説)があり、

私の記憶がたしかなら、
今朝3度目の白さをみせています。


今月中に里に降るのか、
踏ん張って12月まで持ち越すのか、
いずれにしても長い冬のスタートです。



花の移植はギリギリでしたが、
シーズン直前なんとか終わらせました。


今回初挑戦したのが、
家にあって何年も鉢植えになっていた
大きくなっている株を庭に植えたことです。


同じ鉢に植えられっぱなしのバラを
追肥を行ったり土を入れ替えたり、
鉢のサイズを大きくしたりと、

のんびりとしたスパンで
手をかけてきました。


すると次のシーズンには、
適切な対処をしただけの結果が
出るんですよ、これが。



株が大きくなったり、新しい枝が芽吹いたり、
花数が増え、次々と豊かに咲きます。

目に見えて変化していくんです。


そして今年夏前に、
つるバラの小さな苗を買い、
初めて直接地植えしてみました。


対して手はかけていませんでしたが、
どんどん大きくなり、
つるが伸びてきています。

文字通り「スクスク」なのです。



鉢植えとの一番の違いは、
株というか根っこの環境だと思います。


しっかりと大地に根を張るので、
天候などの影響も大した問題にせず、
本来の生命力を存分に発揮しています。


これが生命の持つ本来の力なのかも?!


と思い、鉢植えのバラを
5株ほど庭に植えました。


穴掘りからの作業は
ちょっと大変だったけど笑




植物も生き物です。

日光や水の管理をし、
必要な栄養を与え土壌が良くなると、
健康で美しい花を咲かせます。



面白いなと思ったのが、
鉢植えのバラのほうがやや手がかかること。


株元に制限がかかる(鉢という狭い環境)ので、
根っこにストレスがかかりやすいのです。


寒暖の差も影響を受けやすいし、
水の管理も観察を怠れません。

虫の影響も大きい印象があります。


地植えだと根っこが大地直接なので、
大地の恩恵を受けやすいですね。


大地には様々な生き物が共生し、
互いに守られ、助けられ生きていますから。



これを人間に置き換えてみましょう。


適切な食事をとり、
適切な人間関係や楽しみ・知性を備え、
適切な環境に身を置くと、

心身共に健やかで、
充実した人生を送れます。


そして人間も同様、
鉢のようなリミッターをかけず、
可能性という大地に
足をしっかりおろすことで、

多少のことでは動じなくなり、
本来持つ生命力をいかんなく発揮し、
豊かな人生を送れるんじゃないかと。



そう考えると、

「私なんてムリ」とか
「私には難しい」といった

自分に制限をかけた言葉は、

自分を守る手段どころか、
むしろ負荷をかけるだけのような気がします。



あなたの株元、根っこは
あなたの在り方そのもの。


ここを自由にしっかりと根を張れる
そんな環境は作れるし選べます。



人生にどんな花を咲かせたいですか?

その花を咲かせるためには何が必要?


長い冬の間にやれること、
いっぱいありそうですよ。

どれからやってみましょうか、ね?

2017年11月24日